気分はすっかりシーズンイン
レンタルボート店主としてまたボートネタを提供します。
マイボートを所有していると運搬は切っても切り離せない課題です。
ボートを購入する時点でカートップにするかトレーラーにするかまず間違いなく悩みますよね。
でも、いくら悩んでも実際にやってみないとわからないこともたくさんあります。
今回はマイボートの運搬についてデメリットを中心に情報をシェアします。
マイボートの運搬
今回の運搬は、ボートを保管場所から水辺まで運ぶこととそこから水に浮かべるまでをセットで考えていきます。
なお、今回は車内に入るゴムボートなどの膨張式のものは除外して話をすすめます。
車内に入らないボートをどうやって運搬するのか?がテーマです。
運搬方法には大きくわけて2つあります。
カートップ
車の屋根にルーフキャリアをつけて上に載せて運搬する方法です。
トレーラー
トレーラー(台車)にボートを載せて車でけん引します。
釣りをすることだけを考えるならトレーラーが一番利便性が高いですね。
カートップは意外と大変です。
欲しくなったらメリットだけを見て過大評価してしまうのが僕の失敗なので、今回はあえて不便なところを列挙します。
カートップの不便なところ
ボートを車の屋根に上げたり下ろしたりって一定の力が必要になってきます。
準備に関しては、デッキを並べてエレキを付けてと確実な作業をしてたら30分近くはかかります。
「ちょっとかかり過ぎじゃないか?」って思われるかもしれませんが、
車を水際に近づけるのが難しいフィールドもあります。
少し斜面になっているだけで慎重さが必要になってきたりと。
2人の作業になればもう少しスピードアップできるかもしれませんが、お互いが慣れていないと意外と難しいんですよ?
所要時間が1/2にはなりにくいです。
準備をしている時に別のアングラーがボートを下ろすために並んだらマジで焦りますから。
完全な追い討ちです・・・
慌てても仕方ないけど「待たせて悪いな」って思うともうメンタルはボロボロです(笑)
そんなときはスペースを確保しつつ2台で譲り合って
両方が下ろせるようにするのがベストです。
トレーラーの不便なところ
トレーラーを自宅で保管できる人は圧倒的に少数です。
トレーラーは保管場所の確保からが戦いです。
現場ではボートの上げ下ろしはあっという間です。
でも、行き帰りの道中での運転には気を遣います。
トレーラーが故障したという話を聞いたことがありますよね?
そうならないためには日ごろのメンテナンスが欠かせません。
あと、マクドナルドのドライブスルーには寄れません。
コンビニ以外の寄り道は難易度が高いです。
ラーメンを食べたくなってもコンビニでカップ麺を買うぐらい?しかできません。
車検もあるし、維持費も毎年発生します。
保管場所が自宅から離れている場合にはトータルの所用時間で比べるとカートップとあまり差がないか遅いぐらいです。
でも、水際の作業は本当に速いのでトレーラーでアプローチできる場所に敢えてカートップで行く理由は見当たりません。
デメリットでの比較
詭弁のようになってイヤだけど、メリットを比較するよりもデメリットをしっかり見つめた方が後悔が少なくてすみます。
メリットは当然どちらにもあって光輝いていますから。
カートップとトレーラーのどちらが許せるか?
そんな感じで決めてしまっていいと思っています。
カートップできない大きさのボートみたいに物理的に無理な場合は選択の余地はないけど。
そういう部分を含めてボートサイズから検討するといいんじゃないかな?って思います。
最後に
マイボートの運搬は(僕だけかもしれないけど)ストレスが付きまといます。
だからメリットだけで比較するのではなく、デメリットをどこまで許容できるか?というのも大事な要素になってきます。
安全で楽しいバス釣りライフを満喫するために、釣行回数を減らさない方向に持っていくにはどうしたらいいか?
ストレスに感じるものがあれば自然と足は遠ざかってしまうものです。
どうやってそのストレスと付き合うか、ちょうどの妥協点をどれだけ早く、そして経済的な負担が少ないうちに見つけられるかが分かれ道になります。
自分のスタイルに合ったボートライフ。
簡単じゃないけど、絶対に見つかりますから。
いろんな意味で無理はしない。
それが秘訣です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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