釣れない理由の考え方

7.知識と技術

台風後の爆釣からどんどん尻すぼみになってきています。

 

いい釣りをすると引きずってしまう悪いパターンから抜け出せていないのかもしれません。

 

自然界はどんどん秋めいてきて、気温水温ともに低下の傾向にあります。

 

もちろん、気温水温の低下は自然現象の結果でして、そこに至るまでには雨水の流入や日照時間が短くなるなど様々な要素がからみあっています。

 

まだまだ運動会シーズンなので寒くて釣れないという要素が考えにくいタイミングにもかかわらず・・・

 

思わぬ苦戦を強いられることってあるんです。

 

そんな時は皆さまはどうされていますか?

 

どうして釣れないかを考えてしまいがちですが、そんな思考にとらわれてしまうとチャンスを逃してしまいます。

 

ついつい釣れない理由を自分以外に求めてしまいがちなんですよ。

 

だから僕は強い意志をもって釣れない理由を考えないようにしています。

 

正確には、釣れない理由は自分にあるので、まだやれることがあるのにできていないことをしようと頭をフル回転させています。

 

そもそも釣り人は

少し心理学的なアプローチになるかもしれません。

 

そもそも釣り人は自分に甘く他人に厳しい傾向があります。

 

バスのサイズを計測するのにも、「口とじ、尾開き」を強要します。

 

これは体長が最も短くなる計測のやり方です。

 

長くなるように計測してはいけないという不文律があるんですよ。

 

ちょっとこれはおかしいと思っているんですけどね。

 

他人にイチャモンつけられると気分が悪いので時間ももったいないし対抗するなどの意識はもたないことにしています。

 

なおアメリカのバス釣りトーナメントでは釣上げたバスがキーパーかどうかを確認する際には「口とじ、尾伸ばし」で計測しています。

 

当然ですよね。

 

わざわざ短く測るなんて理解不能ですよ。

 

そうやって他人の獲物(自分で釣った魚なでもないのに)に難癖つける一方で自分が釣った魚は可愛くて仕方ない(笑)

 

少しでも大きく長く計測したいんです。

 

全員がそうじゃないと補足しておきますが、まあ100人いれば100人がそうですよ。

 

それが釣り人の心理ってものです。

 

自分が可愛くて好きでたまらないんです。

コメント