本格的なシーズンインで、メインボート(クイントレックスJ14)のリギングを急ピッチでおこなっています。
「リギング」とは船に後付の装置を追加することです。
日本語では「艤装」って言います。
なぜ日本語で書かないかというと、僕が「リギング」と認識して作業しているからです。
メインボートのエレキをどれにするか決めるのが遅くなって作業行程が大幅に遅れてしまいました。
雨がぱらついたので途中になっていますけど、エレキは搭載できました。
今回はその搭載で少し難儀したので記録を残しておきます。
エレキ搭載作業
船首のデッキ(バウデッキ)に穴を開けてネジで取り付けるだけです。
24ボルトモデルが搭載されていた実績と僕が12ボルト43ポンドエレキで使用していた状況から判断してもそのまま取り付けて大丈夫だろうと予測していました。
しかし、いざ取り付けてみたらグラグラしてて・・・
ネジはちゃんと締まっているので、バウデッキの強度不足が原因です。
ネジを締めにくかったのにな~
やり直しですよ。
こうなったらバウデッキを補強するしか解決策はありません。
バウデッキ補強
今回はアルミアングルを船首とバウデッキの後端にリベットで固定しました。
合板でバウデッキをもう一枚作って重ねる方法もありますけど、力がかかる部分なので板の腐食も考慮すると採用する気にはなりませんでした。
結局、L字アングルで縦方向の強度を確保することにしました。
そのままだとLの立ち上がりが邪魔になって横方向のパーツの取り外しができません。
今回はLの立ち上がりの分だけアルミの角パイプでかさ上げをして対応しました。
作業の途中で「最初からL字アングルではなく角パイプだけで良かったのではないか?」と思いましたけど・・・
強度的に欲しい幅を確保するには規格上の問題で角パイプの高さも増えてしまってエレキ付属のビスでは固定できなくなってしまいます。
必要以上に取り付け位置を高くしたくもないですし、図らずして結果オーライとなりました。
残るリギング作業
エレキを12ボルトにしたので、バッテリーを設置する場所もほぼ確定しました。
ガソリンの携行缶を置く場所も決まりました。
遠征時は予備のガソリンも持って行くので、釣りをしている間はボートに載せているんです。
魚探の設置場所もほぼ確定です。
重量がある大型魚探を設置するにはコンソール上面で重量を受ける方がやはり安心感がありますね。
コンソールの側面につけたらスペース的に無駄がないかなって考えていたけど諦めます。
そんな感じで機器類のレイアウトが固まったので電装品の配線もイメージすることができました。
ヒューズボックスもアクセスしやすい場所に設置しないと、いざトラブル発生時に大変です。
過去にフロントデッキ下に組んでて大変面倒だったので反省して今回に活かそうと思っています。
まとめ
ボートを所有するのはボートの持つ非日常感も相まってとても男子のハートを満たしてくれます。
それでも、その非日常感にはそれなりの有り難いことがつきまといます。
リギング一つとっても時間とお金がそれなりに必要となってきます。
満足と喪失を天秤にかけながら慎重にやっていかないと必要以上に疲れてしまいます。
疲れてしまうと釣りから自然と足が遠ざかって行きますからね。
本当に危険です。
今回はエレキの搭載作業でまさかの展開でしたけど、アルミ素材の加工で対策することができました。
一つ一つしかできませんけど、釣りが好きなのかボートが好きなのか判断できないぐらいボートも好きなので、今回の作業も苦になりません。
僕にとって最後の(メインの)アルミボートって気持ちで大切に扱っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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