FRP製バスボートからアルミボートに乗り換えたら釣行回数が増えました

アルミボート

憧れのFRP製バスボートをクロカン四駆で牽引して釣りに行くこと。

それが僕の夢でした。

写真はイメージ図です

FRP1
ただ、いざ手に入れてしまうと今度は不便な部分が見えてきて、夢から覚めるのが早かったです。

 

運用やマイナートラブルとメンテナンスで、自分の力では解決できないことが多くなりそうだったので早めに手放しました。

ガソリン代も予想以上にかかりました。

さめうら湖で1日遊んで、10馬力の船外機のアルミボートで1,000円の時に
90馬力の15フィートのFRP製バスボートは、9,000円分の消費がありました。

機動力が上がるので移動の頻度が高くなるのも一因にありますが、
そもそものガソリン消費量が多すぎです。

2ストエンジンだからという意見もあるかと思いますが、4ストに載せ換えても燃費が2倍になることはないでしょう。

整備されたスロープがあっても、水量がないと水に浮かべることができない

FRP2

高知の夏は台風がよく来るのでダム湖は減水された状態にあることが多いです。

また、ひとたび大雨が降れば湖面には大量の流木が出て、ボートの航行において非常に危険な状況になります。

さらに流木撤去作業で1ヶ月以上スロープが使えなくなるダム湖もあります。

そんな訳で、夏は意外とバスボートで遊べる場所が限られてきますので注意が必要です。

さめうら湖は充実した環境が整っています

 

さめうら湖

さめうら湖は復旧が最も

早く、台風来襲後3日でスロープが使えるようになったことがあります(他のダムは何ヶ月も使えませんでした)。

NPO法人さめうらプロジェクトのご尽力のおかげで、さめうら湖は最高のウォータースポーツのフィールドとして存続しています。

さめうらゲート

さめうら湖が家から近ければ考え方が変わってくるかもってぐらいの充実ぶりですよ。

まとめ

バス釣りをボートから楽しんでいると、どんどん欲が出てきます。

もっと速く、もっと遠くのポイントへ行きたくなり、そして荷物をたくさん積載できて安定感があるボートが欲しくなります。

FRP製バスボートはこれらの欲求を満たしてくれます。

条件が整う人には最高の乗り物であることに間違いはありません。

ただ、保管場所や運用面でのコスト、そしてボートを水辺まで近づけることができる設備の有無など、実際の運用では負担が大きいです。

水に浮かべたらバスボートに勝るものはありませんが、そこへ辿り着くまでのハードルが高いのです。

以上のことから僕は、自分の時間と小遣いの範囲で釣りを楽しめるよう、アルミボート(免許艇)をトレーラーに積載して牽引するスタイルに落ち着きました。

アルミボート365

 

実際、僕は負担に感じる部分を減らしていくことで釣りの回数が増えました。

楽しいからこそ長く続んだなと原点に立ち返ったわけです。

ボートの選択は個人の条件によって全く異なります。

僕の経験が皆様のお役に立つことがあれば幸いです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。