今年もレジットデザインさんから目が離せない一年になりそうです。
(画像は許可をいただいて掲載しています)
画像出典:レジットデザインWEBページ ”PRODCUTS” から
ピュアグラスロッドなど釣り人のハートをガッチリつかんだ商品の発売を控えるなか、もう本当にコレが欲しかったんです!ってアイテムが登場します。
WSS-64UL ミドストロッド
レジットデザイン立ち上げ当初からラインナップに入れてくるんじゃないかって思ってたぐらいのロッドですからね。
デザイナーの鬼形氏はフェンウィック時代に素晴らしいミドストロッドを手がけられてたので誰もが待ち望んだいたはずです。
僕は特にフェンウィックのロッドはお値段が良すぎてアラミドのモデルには手が出なかったので特に想いが強いです(笑)
ワイルドサイドの価格帯でアラミドのミドストロッドを手に入れられるとなるともうワクワクが止まりません。
ミドストとは
ジグヘッドワームのスイミングテクニックです。
カタカナばかりで何言ってるのかわかりにくいと思いますが・・・
リグは、1.8グラム程度のジグヘッドにワームを頭からセットします。
そしてキャスト後はラインをピンと張らずにゆるんだ状態にして、ゆるんだラインにテンションをかけないようにロッドアクションを加えます。
ロッドをさばく角度が違うけど、ジャーキングのめっちゃ繊細なバージョンと言えばいいのかな?
ジャーキングみたいにポーズは入れませんけどね。
説明するのも実践するのもとにかく難しいです(笑)
こちらがミドストの動画です。
僕の認識では、フェンウィックが主導してきたミドストは軽量ジグヘッドをもちいた中層の繊細な釣りです。
もともとは名古屋釣法(琵琶湖北湖の超大型バスをおかっぱりから釣るテクニック)に端を発する派生テクニックとも言うべきでしょうか。
名古屋釣法の動画はこちらです。
まだ見たことがない人には一見の価値はあると思います。
現在も名古屋釣法はメディアへの露出は多くないかもしれませんがバスを釣る効果的なメソッドであることは変わりありません。
僕の中では「神技」です。
今よりもずっと情報の少なかった時代にフィールドでバスと真剣に向き合ってきたからこそ辿りつけた最高の到達点でしょう。
このメソッドを確立した釣り人たちの情熱には本当に頭が下がります。
ミドストロッドとは
中層を独特のリズムで釣るミドストは弛んだラインを操るというとても難易度の高いテクニックを必要とします。
ただ弛んだラインを操るだけじゃなくてルアーのレンジもキープしないといけないので・・・
もう考えただけで頭がパンクしそうになる繊細さです。
実際のところどんなロッドでもラインを緩めて、それを弾くように動かすことは不可能ではないです。
ただ、そのやり易さは?となると向いてるロッドとそうでないロッドでは雲泥の差が出てきます。
専用ロッドはラインスラックを作ったりその操作が圧倒的にやりすい。
もうこれは完全にミドストに特化させないと出せないロッド側のアクションなんです。
だから、ミドストは必ず専用ロッドとセットで考えないといけない。
そういうことになるんです。
ロッドの特徴としては、ざっくり言ってしまうと胴が柔らかいです。
柔らかすぎるわけじゃないのですが、手元の操作をしたときにいい感じでティップが振れるような設計がなされています。
なぜレジットデザインのミドストロッドが待ち遠しいのか
もちろんワイルドサイドの価格帯でアラミド補強されたミドストロッドが手に入るというお買い得感は大きなセールスポイントです。
でも、レジットデザインを立ち上げて最初のモデルにはミドストロッドが入ってなかったんですよ。
ミドストロッドは鬼形氏の代表作と言っても過言ではないと思っていますので、これには意表をつかれました。
テクナAVでミドストロッドが登場してから15年ほどが経過しますからね。
セールス的にもいい数字を出せそうなモデルをあえて入れてこなかった理由とは一体なんだったんでしょう。
フェンウィックのイメージを断ち切るため?
ん~なんか違いますよね。
何らかの改良を加えて、テクナの廉価版じゃないってのを絶対に打ち出してくるよなって
そう信じて待った2年です。
直近の鬼形氏のフェイスブックの投稿内容から察するにやはり時代の変化に対応する形での進化があったように見受けられます。
WSS64ULってモデルナンバーも確認できましたし、ミドストの変化や進化を体験したいなって思うわけですよ。
ミドストは先に書いたように、ロッドが主導する部分がとても大きな釣りです。
ロッドが変われば釣りが変わる、それぐらい重要な部分を占めています。
レジットデザインのロッドには特に込められたメッセージが多いというか濃くて・・・
読み解くのが本当に楽しいんですよ。
これはもう楽しくってたまらないレベルですね。
ロッドを感じて操作して使いこなそうとしているうちに自分が上達してるって実感できるんですよ。
WSS64ULで自分の中の新しい扉を開いていきたいなって、そんな気持ちでいっぱいです。
画像出典:レジットデザインWEBページ ”PRODUCTS” > “WILD SIDE” > “ギャラリー”から
ただ、ミドストは本当にむずかしくって・・・
ちゃんとできてるって自信はないけど、引き続き練習できるはずですからね!
まとめ
今春、レジットデザインさんからはピュアグラスやヘビーロッドなど魅力的な商品がたくさん発売されます。
目新しさや扱うルアーからいうとピュアグラスに注目が集まるかもしれないけど、WSS64UL このミドストロッドこそが今年の大本命ですよ。
もし、ミドストをまだやったことがないとか専用ロッドを探しているんだったらWSS64ULは間違いなくオススメですからね。
唯一の不安は、ロッドは他のメーカーのユーザーからも関心が高そうなので予約しておかないと買えないかもしれないってことぐらいでしょうか?
ヤバい
予約しようかな・・・
自分で書いてて不安な気持ちになってきました(笑)
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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