間違いだらけのロッドアクション確認方法? 自動車関連のあのシリーズじゃないよ!

ちょっとハードスケジュールのせいにしてブログ更新をおろそかにしていました。

 

今回はロッドアクションの確認方法についてです。

 

天井や床にロッドティップを押し付けて確認されている人が多いと思っています。

僕も最初にショップ店員さんがそういった方法でロッドアクションの雰囲気を見せてくれたので一般的な方法との認識は持っています。

 

でも、僕はビビリなので少し手間はかかるけど他の方法を使ってロッドアクションを確認するようにしています。

 

ロッドアクションとは

ロッドの曲がり具合のことです。

ロッドの「どこ」が「どれだけ」曲がるかってことです。

 

人間のお辞儀に例えると・・・

頭がロッドティップ(竿先)で足がバットからグリップぐらいですかね?

 

エクストラファストアクション(極先調子)

頭だけチョコンと下げてるだけのお辞儀です。

 

ロッド先端の1/4程度しか曲がらないロッドテーパーです。

 

このお辞儀はちょっとビジネス向きじゃないですね(笑)

 

ファストアクション(先調子)

次に会釈(15度?)程度のお辞儀です。

 

ロッド先端の1/3が曲がるロッドアクションです。

 

日本の船竿などの調子で表現するなら7:3調子といったところでしょうか?

 

ミディアムアクション

敬礼(30度)の領域に踏み込むのがミディアムアクションです。

 

ロッドの半分ぐらいのところから曲がり、日本で言うところの胴調子までは行かないけど、ファストアクションより深く曲がります。

 

スローアクション(胴調子)

最敬礼来ました!

 

45度になるようにしっかり曲げてください。

謝ったりするときは最敬礼ですよ?

目上の人に対する感謝の気持ちを込める時もです。

 

あ、ビジネスじゃありませんでしたね。

えっと・・・ロッドの後ろ端1/3から曲がるのがスローアクションです。

 

とにかく曲がるロッドになります。

 

ロッドアクションから何がわかる?

ロッドアクションの種類の説明は終わったつもりです。

で、その大きく分けて4種類あるロッドアクションから何が読み取れるのかってことが大事になってきます。

大体の雰囲気を掴むだけでは妄想の域を脱していないのと同然です。

 

先調子になるほどルアーを操作しやすい

これは曲がる箇所が先端にあるのでバットは曲がらないロッドになります。

ロッド全体では曲がらない部類に入ります。

曲がる部分が少ないとロッドの操作がダイレクトにルアーに伝わるようになります。

なのでジグやテキサスなどの撃ちもの系やジャークベイトなどのロッドワークを駆使する釣りの操作性が上がります。

 

胴調子になるほど衝撃入力に強くなる

ロッドの曲がる部分が増えるということは受け止められる衝撃入力を大きくとることができます。

恩恵としてはラインへの負荷が少なくなります。

 

大きなルアーや重たいルアーを投げるときにロッドとラインをいたわることができます。

また、クランクベイトなどのファストムービングルアーへのバイトがあった時はバスがルアーを食い込めるように緩衝地帯を作り出すことができます。

 

僕のロッドアクション確認方法

リールをセットしてガイドにラインを通してラインの端をギューっと引っぱります・・・

 

はい・・・

はっきり言って、そのまんまで面倒くさいです。

 

でも、こうしないと絶対にロッドアクションはわからないですよ?

ガイドだってちゃんと仕事してるし、取り付け位置によってブランクには確実に影響あるし。

天井に当てたりするのは雰囲気はつかめるかもしれないけど正解とは言えないレベルのものです。

 

リールセットするのが面倒なときは、ロッドティップ(竿先)を指でつまんでグイグイ曲げます。

一見、乱暴に見えるかもしれませんが、正しく扱えるのなら破損の心配もなくロッドテーパーのおおよその雰囲気をつかむことができます。

 

ただし、これは自分のロッド限定の話です。

商品や他人のロッドでティップを持ってグイグイはちょっと嫌だなって感じる人の方が多いと思うのでやらないでくださいね。

 

もちろん、ここに書いてる確認方法は全て自己責任でお願いします。

折れても責任とれません。

どうかご容赦くださいませ。

 

まとめ

アクションの分類については、ちょっとふざけてお辞儀に例えてみました。

それぞれにメリットデメリットが当然のようにあります。

これだけでも理解が難しいロッドアクションなのにロッドパワーが加わってさらに複雑なものになっていきます。

 

そんなロッドアクションを正しく確認するためにはリールをセットしてガイドにラインを通すしか方法がありません。

手間だし、ショップでそういった確認方法をとらせてくれるところがあるか全くわからないけど・・・

本当に必要としているアイテムなら、自分の目でしっかり確認して納得して購入したいものですよね。

 

僕なんかすぐにスペックシートとか宣伝文句に踊らされてしまって雰囲気で買ってますけど(笑)

なんだか最後で台無しにした感がハンパないですが、皆様の参考になれば幸いです。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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