ヴァルナいいよヴァルナ(使ったのはSPEC2) 高知の片隅でルアー愛を語る

ルアー

昨年末に購入したヴァルナSPEC2

 


さくっと釣る予定でしたが状況にマッチせずに不発の日々が続きました。

そして苦労すること3か月、ついに歓喜の瞬間が訪れたのです。

 

3月の寒い雨の中、自慢のアンダースピンとスイングフットボールジグ”さめうらスペシャル”が完全に沈黙し全てをあきらめかけたとき・・・

最後の気力を振り絞って投げたヴァルナSPEC2のジャーク&ポーズ

 

2回ジャークがすっぽ抜けるという全然激しくないバスのストライク!

(ポーズ中にジャークベイトを喰ってこちら側にバスが泳いで来てるのでラインテンションがかからない状態)

 

エクストラハイギアのアルファスKTFでラインを一気に巻いてフッキング!!

「ああ、これがジャークベイトの釣りだ~」

「こんな釣りをしたかったんだよ、年末からずっと~」

って心のなかでつぶやきながらファイトを楽しみました。

(写真は前回記事の使いまわしです。)

釣れてスッキリしたのでインプレッションという形で経験をフィードバックさせていただきます。

 

ヴァルナSPEC2インプレッション

僕の場合、ワンテンという絶対的な先発ジャークベイトがあります。

 

そしてワンテンではダメな状況下になった時に初めて他のジャークベイトの出番となるのですが・・・

 

ヴァルナに求めるもの

ヴァルナ、特にSPEC2には狭い範囲でのアピールを求めています。

ワンテンでは一回のジャークで行き過ぎてしまいそうな距離をヴァルナで細かく刻んでいきます。

ヴァルナの方が同じように動かした時に水の抵抗を強く感じるのですが、それって僕だけでしょうか?

 

サイズ感

ワンテンより水の抵抗が強いのでアピールが大きいジャークベイトとして整理しています。

サイズは110ですが、ワンテンマグナム(130サイズ)とワンテンの中間ぐらいのアピール力と僕の中では整理しています。

 

トレブルフックの強さは?

ワンテンのカツアゲフックがとにかく不評で。

僕も伸びるを過去記事で連呼してたと思います。

 

一方、ヴァルナは・・・

簡単に伸びるようなフックではありません。

及第点?弱くないです。

MHパワーのロッドで力任せの取り込みをすると確実に伸びるでしょうけど、MLクラスで使用した感じでは大丈夫でした。

 

飛距離

固定重心なんで飛びません。

それでもOSPさんとこの固定重心は飛ぶ方に分類されると思います。

僕はベイトフィネス用のリールを使うことで飛距離のハンデに対応でしています。

なお、強風化ではSPEC2で繊細に攻めるシーンは少なく、サスペンドモデルをぶん投げるかフローティングモデル(いずれも重心移動あり)でスピーディーに釣ることの方が多い傾向にあります。

 

どんな時に使った?

3月の寒い雨の日、横の動きやボトムで全く反応のない状況下をジャーク&ポーズで攻めました。

 

使用タックル

ロッド:高弾性カーボンの66ML ファストアクション(やや柔らかいティップ)

リール:ベイトフィネスリール ギア比7.5:1

ライン:フロロ10ポンド

 

総評

最終的な判断は、固定重心のメリットとデメリットの取捨選択になると思います。

このヴァルナSPEC2は間違いなくメリットが勝っています。

ログを買わなくてもいい!!って言いすぎかもしれませんが、それぐらい動き出しにキレのあるジャークベイトです。

 

今回、新たにSPEC2でいい釣りができたことから、今年の使用頻度が上がりそうです。

ワンテンの製品ムラ、特に塗装によって浮力のばらつきが大きいことが近年のストレスだったので、ヴァルナの安定性にとても魅力を感じました。

 

岸から使う場合は、思っているより深く潜るので根がかりさせないように注意です。

 

最後に

一匹釣るまでに時間がかかったけど、ヴァルナSPEC2は伊達じゃなかったです。

製品の品質も高そうだし、どんどん増やしていこうと思います。

 

ジャークベイトは動かし方をその日の状況に合わせないといけないので、釣れる釣れないの判断に個人差が生じることがあります。

最後までやり通さないと答えが見つからない。

そんな時だからこそ信頼できるジャークベイトが必要になってきます。

僕にとってのヴァルナSPEC2は、4時間以上のノーバイトからの1時間4フィッシュをもたらしたジャークベイトです。

 

「冬の釣りにまぐれはない」

 

いつも自分に言い聞かせて寒い中を釣行に励みました。

たった一度きりのことですが、ヴァルナSPEC2は単なるルアーを超えて僕の「戦友」とも言える存在になりました。

 

間違いなくオススメなので機会があれば使ってみてください。

(根がかりには注意ですよ)

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。