小馬力の船外機にはトリム&チルトがついてない。
軽いので自分の手でやってくださいというのがおそらくコンセプト。
実際、取扱いに問題はないのだけどとても面倒に感じるシーンが身近にあって困っていた。
さめうら湖の2箇所に設置されている分限フェンス。
バスボートの船外機にはトリム&チルトがあるのでキレイにクリア可能。
でも、トリム&チルトがないと、まあまあの負担に。
1.フェンスの前で一旦エンジンを停止して、惰性でフェンスの航行可能箇所に船首を乗り上げる。
2.エンジンのロックを解除して上に持ち上げる。
3.船の底がフェンスに引っかかっている感じがあればトローリングモーターで前進する。
18馬力のチラーハンドル艇ならまだ大丈夫だったけど、25馬力のステアリング艇になるとかなりの負担になっていた。
こういう負担感は釣り場の選択において判断を誤らせる原因にもなる。
僕の場合は、トリム&チルトのついてる船外機に載せかえるか、外部パーツとして電動トリム&チルトを装着するかの二択しか残されていなかった。
電動トリム&チルトを取り付け
昨年の春に船外機が故障した際に電動トリム&チルトは取り寄せていた。
でも、ギリギリ不便さを感じない程度に釣りはできていたので装着はずっと後回しになっていた。
でも、今シーズンからメインの14フィート艇もレンタルに使用することにしたので、他人様に乗ってもらうとなると真っ先に改善しないといけない部分になってしまった。
今日は25馬力の船外機の取り外しがノルマ
ワイヤー類を外さずに作業したいのでチェーンブロックで吊り上げます pic.twitter.com/J3CeUfYEjF
— シークレット・ボート・サービスの中の人 (@angler48) 2018年3月29日
船外機をチェーンブロックで吊り上げて取り付けボルトを通す穴を4箇所開ける。
トランサムの外側にはポリカーボネート板を挟んで金属疲労を防止。
M12ボルトとゆるみ止めナットを使いトリム&チルトを固定。
まだ電装系の接続は終えていないが、ハードウェアのインストールは思ったより短い時間で終了した。
書けば簡単。
やれば冷や汗の連続?
なぜ自分で取り付けをしたのかというと、
全部のボート(船外機付き)に装着したいアイテムなので経験が欲しかった。
それに尽きる。
アルミボートのトランサムに大きな穴を4箇所も開けるのはかなりの勇気が必要だった。
今までの作業で大小数え切れない穴を開けてきた僕がそう感じたぐらい。
もし、いきなりのアルミボートカスタムがこの取り付け作業なら難易度はかなり高い部類に入るだろう。
最後に
まだ電装を残してるけど完成した気分で記事を書いた。
それだけハードウェアインストールに苦労したのかな?
実際の取り付けには危険が伴うので、くれぐれも自己責任でお願いします。
ボルトはステンレスのM12、ナットはゆるみ止めナイロンつきナットを使用。
ここ重要なので2回。
実際にはインチサイズのボルトがピッタリなんだろうけど・・・
国内で長さまで丁度なものを探すのはかなり難しいだろうなと判断してのM12。
僕も妥協することはするってこと。
あとは試乗して・・・レンタル供用まであと少し。
こうご期待。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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