(2021.10.28記事更新)
2016年7月以降にライトキャロをやり始めてからの釣れっぷりがハンパないです。
ここまで効くリグって珍しくないですか?
正直、僕は驚いています。
以前の僕のように、「ライトキャロってリグるのに面倒だな」、「そんなに釣果が変わるのか疑問」って思ってまだチャレンジしてない人いませんか?
とても損をしていると思いますよ!
今では僕にとってヒーロー戦隊の必殺技的なポジションになっている「ライトキャロ」について記事にまとめました。
読者の皆さまには、この記事を読んで心のハードルを下げてもらえたら嬉しく思います。
明日の準備#ライトキャロ #レジットデザイン #ワイルドサイド #WSSST66L #ソリッドティップ #ジャッカル #タングステンシンカー pic.twitter.com/lRfeF3I05i
— シークレット・ボート・サービスの中の人 (@angler48) 2018年9月16日
なぜライトキャロは釣れるのか?
ノーシンカーの釣りをオールレンジで展開できる
地形に対して縦にも横にも攻められて、シンカーが移動するたびにワームはノーシンカーの動きを繰り返します。
これは、リーダーの長さの分だけシンカーの移動とのタイムラグを作ることができるから。
言い換えるとシンカーの重さに引っ張られずにワームがフワっとなる時間を作ることができるということですね。
ボートから地形を縦に釣ればダウンヒルになります。
横に釣ればダウンヒルにもアップヒルにもなります。
どこにキャストするかによって、いかなる深さをも攻めることができます。
2.7~3.5グラムのシンカーでもスムーズに沈むので釣りの効率がとでもいい。
ノーシンカーでは待ちきれないポイントでノーシンカーの動きを出すという反則技です。
魚からみてバイト時の違和感が少ないかも?
シンカーがスリップすることでバイト時にシンカーの抵抗がなくなりワームが魚の口に入りやすいと言われています。
ただ、これはあまり実感したことがないですが・・・
この点においても、実質ノーシンカーの釣りと同じですね。
ライトキャロは「深いところに効率良くルアーを送り込め、なおかつ魚の喰いこみもいい」という万能さが見えてきたでしょうか?
ワームのタイプを変えることで様々な状況に対応できる
カットテールを例にとると4インチを基本に使います。
でも、魚のサイズが小さい場合やプレッシャーがキツいなって感じたら3.5インチに落とせる。
フックサイズを変える必要がないのでワームを変えるだけでいい。
ワームのサイズを変えるだけで水の濁りやプレッシャーなど様々な状況にアジャストできるのって便利ですよね?
サイズだけでなくて、カットテールからシャッド系やクロー系のワームになどタイプそのものを変えてアクションに変化をつけたり、
比重の軽い素材のワームを使ってフォールのスピードを変えるなど使える小技はたくさんあります。
タックル
ライトキャロには専用タックルがおすすめ。
あると格段に釣りがしやすくなります。
ロッド
スピニングロッドを使用します。
理由は、シンカーとワームの二つに重心があってキャストしにくいからです。
ベイトフィネスタックルではキャストの面で必要以上のストレスを感じることになります。
専用ロッドには大きく3つのアドバンテージがあります。
1.投げやすすい長さ
リーダーの長さを状況に応じて変更しても実用上問題のない長さがある。
2.シンカーのスタックを外しやすい(根がかりしにくい)
シンカーをボトムで動かす釣りなので岩に挟まったりします(根がかり)。
根がかりを外して釣りを続行させるためにロッドティップには適度な張りがあります。
3.フッキングがきまる
シンカーの先にリーダーがありルアーがあります。
これらの抵抗に負けないようにフックの先にしっかりパワーが伝わるようになっています。
ただ柔らかいだけのロッドではバスの口にしっかりフックを刺すことができません。
この3つが欠けることなく備わっているロッド
それが専用ロッドです。
参考に僕が使って感銘を受けた専用ロッドを紹介しておきます。
ワイルドサイドWSS ST65L
2021.10.28に記事の更新作業をしていますが、このロッドはワイルドサイド(シリーズモデル名)の中でも人気商品になって入手困難のようですね。
スピニングリール
シマノ 13コンプレックスCI4+2500F4を使用しています。
軽さと糸巻き量、ハンドル一回転あたりの糸巻き量の3つがチェックポイントです。
1.200グラム以下
軽い方がロッドの操作がしやすくボトムを感知しやすくなる。
2.ラインのストック量はそれほど多くなくていい
ロングキャストはできません。
したがって、100メートル以上は必要ない。
3.ノーマルギア
底の地形変化を探るのにシンカーを動かしすぎないため。
今ならヴァンフォードか21コンプレックス XRでしょうか?
後述しますが、ラインはフロロ3ポンドがメインになります。
ラインはフロロ3ポンド
ライトキャロを始めた当初は4ポンドでやっていました。
でも、3ポンドの方が
飛距離が出る
水の抵抗が減る
以上の理由から、今はフロロ3ポンドを使っています。
3ポンドと4ポンドの操作性の違いは想像以上に大きかったです。
なお、スイベルをつけていてもラインはよれます。
ヨレ対策には高級ラインがいいけど予算の都合もありますよね。
シンカー
ジャッカルのキャロライナスティックの一択。
流通がしっかりしているので同じものを使い続けることができます。
シンカーストッパー
シンカーがフリーに移動してしまうと飛距離のわりにシンカーが手前に着水することがあります。
そうなるとシンカーの着底地点がボトムのスタートラインになるので、長い距離を投げても、狙ったコースをトレースできないことになります。
せっかくのキャストを無駄にしないためにシンカーストッパーを使用しています。
また、シンカーがスイベルに近い位置にあるとキャストが安定してリグが遠くへ飛んでいきます。
ロッドワークによるリグの操作も安定しますし、
シンカーストッパーの恩恵って意外と大きいです。
2021年現在もリューギのコンボストッパーSを2個装着しています。
1個だと毎キャストずれます。
なので、2個。
それでもズレますよ?
でも1個よりはずっとズレを抑えてくれます。
スイベル
付いてれば大丈夫。
最近は特にこだわっていません。
10号をダウンショットと共用しています。
以前はダブルクレンを使っていましたが、トーナメントを戦うレベルの釣りはしていません。
通常タイプの強度に信頼のおけるスイベルを使用しています。
リーダー
リーダーはフロロ6ポンド。
自分の積み上げた経験を大切にしています。
少し太め?って思われるかもしれませんが理由があります。
適度なコシがあるラインを使うと、メインラインにリーダーが巻き付くなどの仕掛けのトラブルが激減します。
リーダーの長さは「矢引き」(弓矢を引いたときの手と手の間の長さです)。
ざっくりと75㎝を目安にしています。
タフそうなら長く、活性が高そうなら短くアジャストします。
ライトキャロ用ワーム
ライトキャロで使うワームはダウンショットとほぼ共通しています。
カラーですが、
「グリーンパンプキン」先発からの「エビミソブラック」や「スモーク&ブラックフレーク」のローテーションを行っています。
ドライブクローラー4.5インチ
HPシャッドテール3.1インチ
デッドリンガー4インチ
カットテール4インチ
定番すぎて面白味がないかも?
リグもワームも「釣れる」をとことん追求しています。
ライトキャロでなくても釣れないか?
ライトキャロを組まなくても、ダウンショットリグやネコリグで釣れるんじゃないか?って思いますよね。
僕もライトキャロを試す前はそういう考えのもと必要性を感じていませんでした。
でも一度やってみると、ダウンショットやネコリグだけれは釣れない魚の存在を強く感じることになりました。
何が違うのかと考えた結果、
ダウンショットやネコリグはシンカーの動きがワームの動きと一致していますよね?
シンカーを動かしたらワームも同時に動きます。
一方、ライトキャロはリーダーがシンカーの動きとワームの動きをわずかながら切り離してくれる。
シンカーが動いてからワームが動き出すまでのタイムラグを作り出すことができる。
わずかな差だけど、ワームに自由に動ける時間を与えらえるのがライトキャロです。
地形変化をブラインドで狙う時にその特徴が強く活きてきます。
5年間で何度も経験しました。
なお、ライトキャロをしているエリアにバスが入ってきたことを目視できたら、ダウンショットでサイトフィッシングを仕掛けます。
ピンスポットで食わそうというアプローチに切り替えるのですが、そういう場面ではワームをダイレクトに操作できるダウンショットやネコリグの方が扱いやすいです。
ライトキャロまとめ
リグを作るのが面倒でなかなか手を出さずにいました。
その後悔は計り知れないものがあります。
根がかりも思ったより少なく、オールレンジでノーシンカーの誘いがかけられるので実質無敵のリグで、
ワームを違うタイプのものに変えるだけで様々な状況にアジャスト可能。
釣り場や季節によって合う合わないが出てくるのは当然ですが、それを差し引いても万能なリグです。
ワームは手持ちのダウンショットやネコリグで使うもので十分通用します。
むしろ同じワームを使った方が、リグによる違いで釣果の変化が起こるのかを知ることができて有益です。
専用ロッドがあった方が格段に釣りやすいですけど、なくても釣れるので軽い気持ちでチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
「めちゃくちゃ釣れる」を一人でも多くの人に経験してもらえたらいいなと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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