2月に何も記事をアップできていなかったことに我ながら驚いています・・・
さて、2019年がスタートしてからジャークベイトでの釣果がありませんでした。
2018年には1月1日にジャークベイトで釣っているので今年は遅れること2か月強、ようやく釣り上げることができました。
4時間以上の沈黙の後での1時間4匹の連発(※個人の感覚です)
この激変は、ケイデンスが合致したからこその結果でした。
タフな状況下で納得のいく釣りができたのでフィードバックさせていただきます。
ケイデンスの調整に苦労した
ジャークベイトのアクションのさせ方をアメリカでは「ケイデンス」という表現を用いていることを過去に記事にしました。
ケイデンスとは「ロッドアクションとポーズの組み合わせ」だということを説明しています。
なぜ一律な「ジャーク」という表現ではないかというと、それはジャークするだけでなくポーズによって生じる「間」もバスを惹きつける要素になるからです。
今回は、この「ジャーク」と「ポーズ」の組み合わせの正解を見つけるまでに3時間以上を費やすことになりました。
僕にとっては、とても痛い貴重な体験になりました。
ジャークとポーズ
ジャークの部分でのバリエーションは「回数」と「強弱」です。
どれだけの強さで何回ジャークするか?
ポーズの部分は止めておく長さになります。
特定の回数だけを繰り返すのではなく、「2回-1回-3回-1回」みたいに複数の回数を取り入れたサイクルもあります。
魚に効くアクションが一番ですが、やってる人間が飽きないことも重要だと思っています。
そうじゃないと続けられませんよね?
ポーズの長さは我慢比べです。
長くすると一日で探索できるエリアが狭くなります。
釣りのスピードに影響が出るのですが、寒い時期はストライクが得られない場合にはポーズの時間を長くとる必要が出てきます。
ポーズこそ難しい
でも、このポーズの時間は本当に難しいです。
釣れていない状況下で長い時間ポーズさせておくのは、一定以上の確信がないとできないことですから。
今回は4時間釣れていない状況からのケイデンス調整でポーズさせる時間を長くしました。
長いと言っても5秒未満です。
そんなこんなで、どうにか「正解」と思える結果にたどりつけることができました。
メンタル崩壊寸前でしたけど(笑)
使用タックル
参考になれば幸いです。
ロッド:自作 6フィート6インチ MLパワー ややティップが入りやすいファストアクション 高弾性ブランク
リール:アルファスKTF ギア比は7.5:1
ライン:フロロ10ポンド
ルアー:OSP ヴァルナ スペック2
最後に
「ケイデンス」調整の重要性をあらためて体験しました。
釣りの動作って自分が思っているよりずっと素早いものですね。
現場では6秒から8秒ぐらいポーズしてたと思っていたけど動画でチェックしたら全部が5秒以下でした。
ルアー釣りは基本的に「動」の釣りだと思っているのですが、ときどき「静」の要素が強くなる時があります。
ルアーを止めたり動かさないことは意識しないとできないことで、意外と見落としがちです。
今回は冷たい雨だったせいなのか、「静」のアクセントが効果的でした。
何をやっても釣れないと感じる時は、ルアーを止めてみるのも一つの手です。
僕の辛く過ごした4時間が一人でも多くの人に役立つことがあれば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。