春バスを見つけようじゃないか セカンダリーポイント

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2月最後の週末でしたね。

厳冬期は過ぎたので暖かくなるにつれて、釣果も増えていることと思います。

 

これからは寒の戻りもあることでしょうが、今までの苦労が報われる釣行になっていくこと間違いなしですよ。

 

今回はこれから産卵に向けて移動するバスのポジションについて書きます。

 

まずは地形を把握すること

釣り場の地形を把握していないとバスを狙って釣っていることにはなりません。

ワンキャストをより内容あるものにするためにも地形を把握する努力は惜しむべきではありません。

 

おかっぱりで地形を把握するには自分の立っている場所を360度見渡すことです。

自分の後ろの地形がそのまま水中へと続いています。

 

水際の岸の角度で急深かなだらかであるかなど「想像」がつきます。

 

この「想像」の精度が上がれば上がるほど釣果は確かなものになっていきます。

 

その「想像」をもとに釣りをしていけばルアーが水底と接触したときに更に補正をしてさらに精度が上がっていくことでしょう。

 

どこに投げても釣れたらいいとか、立木を撃っていればそれで幸せってのも否定しませんけど、そんな釣りをしていたらどうしてバスが釣れたのか説明がつきませんよね?

 

たとえば、立木が5本ある中で、どうしてその1本の立木だけ釣れるのか?

 

なんとなくわかるとか体が自然に反応するとかそういった理由はカッコいいですよ。

でも、そんなんだと人間の調子が悪くなったとき(スランプ)に全く釣れなくなりますからね。

 

僕は考えることが疑似餌を使うことの楽しみなので、みすみすそれを放棄することはもったいないなっていつも思っています。

 

水中のすべてを「想像」して釣りの動作を通じて得られる情報をもとに、その「情報」にどんどん「補正」をかけていっています。

 

僕の場合、クランクベイトやシャッドなどリップがついているルアーは一定水深を泳ぐので地形変化を知る上で欠かすことのできないルアーとなっています。

 

産卵場所を知ること

今からのバスの行き先は産卵場所です。

種の保存のための行動が最優先されるのは僕たち?も同じことではないでしょうか。

 

産卵期の釣りについて様々な意見がありますが、それは個人の考えであって他人の行動を縛るものであってはいけません。

 

海釣りでは獲物を持ち帰るのが当然のこととなっていて、特に産卵期の個体は脂がのっていて美味とされています。

まだ、産卵のために接岸するので釣果も増える傾向にあります。

 

これからのだんだんと暖かくなるシーズンはバス釣りでは「プリスポーン」と呼ばれています。

「プリスポーン」ではバスは産卵のために浅い場所へ移動します。

 

この「浅い」の解釈はとても厄介ですが、卵が孵化するためには日光が必要となるので、ご自身のエリアの水の透明度から具体的な深度は判断してもらいたいと思います。

 

同じフィールドに何年も通われている人は大体の場所は把握されていると思います。

その産卵場所までどうやって移動するのかを考えたり、動くタイミングを把握するのが春のバス釣りになります。

 

移動経路を知ること

春は三寒四温とよく言われます。

寒い日と暖かい日が繰り返され、徐々に暖かくなっていきます。

 

雨の好きな僕にとっては、一雨ごとに暖かくなっていく。

そんなワクワク感にあふれています。

 

バスは暖かくなると産卵場所を目指しますが、寒くなると一旦深い場所に戻ります。

この時の移動経路を知ることができれば、後は釣るだけって感じになるんですけど。

 

セカンダリーポイント

プリスボーンの時によく聞くのが「セカンダリーポイント」です。

産卵をする浅場と寒さをしのぐ一段落ちた深場をつなぐ場所のことです。

 

この「セカンダリーポイント」を釣るのがプリスポーン攻略の鍵となるのですが・・・

 

どこですか?それ。

 

そんなにおいしいポイントがあれば教えろよ!ってなりますよね。

 

日本の釣り用語における「ポイント」は仕掛けを投入する場所です。

でも、英語の「ポイント」は「岬」を意味しています。

 

全然違うでしょ?

 

バス釣りで日本語として理解やイメージできない言葉のオチはだいたいこんなことです。

 

「セカンダリーポイント」はどこ?ってなると机上で判別するには湖沼図が必要になってくるので日本ではなかなか困難な作業になります。

 

産卵場所を知っていれば、深場から産卵場所へと続いている岬をグーグルアースを使って見つけることができます。

 

大渡ダムです。

これ以上、情報を出すと困る人がいるかもしれませんのでこの程度にとどめておきます。

 

大事なことなのでもう一度言っておきます。

 

セカンダリーポイントの「ポイント」は「岬」です。

 

まとめ

春を感じる毎日です。

 

バスもシャローに移動しはじめています。

 

でも、この時期はずっとシャローにいるとは限りませんので、移動経路をしっかりと知ることが大切です。

 

そのためには「セカンダリーポイント」の把握がカギになってきます。

 

この「ポイント」は岬なので、勘違いした情報には惑わされないように注意してくださいね。

 

皆さまのたくさんの釣果を祈念しております。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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