ロッドのグリップを一部作り直したくて調べものをしていました。
大阪の「つりどうぐ一休」で見かけたキスラーロッドのWinnグリップがとても印象深く、次回作の候補にしたいと思っていました。
Winnグリップとは
ラバー製のグリップで滑り止め効果と汚れや破損に耐性が高いことが特徴です。
EVAやコルクよりは若干ですが重量があります。
アメリカのバスプロ ブランダン・レスター氏の動画でも滑りにくいことやカラーバリエーションの豊富さがメリットであると言及されています。
リアグリップの交換
ロッドビルドは補修が可能なことを前提に部材を選びます。
今回リビルドするグリップ部分もロッドから取り外すことが可能だからこそです。
カッターで切り込みを入れてペンチなどでむしり取るわけですが、それができるからこそEVAやコルクが採用されているのです。
Winnグリップは取り外しできるのか?
今回のリビルドにあたりWinnyDry®のWinnグリップの装着方法を調べてみました。
エポキシで接着するとグリップが丈夫すぎて外せなくなる心配がありました。
MudHoleではエポキシでそのまま接着していました・・・
とっても心配になるやつです。
一方、本家では両面テープを使用していました。
両面テープなら温めると取り外しできるなと。
ただ、接着の強度はエポキシより明らかに劣っているはず。
正直言って、非常に悩ましいです。
取り外しは可能。
ただし、その場合には接着の強度が不安というのが今の結論です。
最後に
取付方法については二通りあることがわかりました。
若干の重量増になりますが、リールシートの後ろは重くなってもバランス的には先重りが解消されるので数値にこだわらない限りは実用上の問題はないと見ています。
なお、今回紹介したWINNグリップですが、日本で購入できるかと言いますと・・・
以前、フジさんとのコラボモデルがあったと思うのですが、商品検索してもほとんどヒットしません。
国内の流通はほぼ絶望的で海外からの購入になると思います。
急いで欲しい場合はかなり不便に感じることでしょう。
以上、久しぶりのロッドビルドネタでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。