7月になりました。
日中の気温も高くなりバス釣りが難しくなるシーズンでもありますが、フロッグだけは特別。
真昼間でもバイトを誘発します。
そんなフロッグの釣りで必要なアイテムを重要度別にピックアップします。
フロッグタックルに必要なもの
フロッグは大前提なのでそれ以外についてになります。
PEライン
フロッグの釣りはPEラインを使用するかどうかで成否が大きく分かれます。
ラインの重量はバスがフロッグを吸い込むときの抵抗になります。
比重の軽いPEラインが最も吸い込まれやすく、そのことによりフッキング効率が上がります。
フロロでも釣れるけどPEならもっと釣れる。
バイトをフッキングに持ち込める確率が全然違います。
ベイトタックルなら50~65lb.
スピニングタックルなら20lb.を使用しています。
ベイトタックルのラインが太いのはバックラッシュしたときに修復しやすいためです。
スピニングは基本的にバックラッシュが発生しないので細くても支障ありません。
ロッド
本格的にフロッグをやり込むまでは、カバーの釣りになるのでガチガチのロッドが必要なのかと思っていました。
でも、高知だと水生植物に覆われたフィールドは少なくMH(ミディアムヘビー)やM(ミディアム)で十分にファイトができます。
レジットデザインさんのフロッグゲームスペシャルは使ったことないけど、スペック的にとても合っているように感じます。
人気なのも納得がいきます。
ガチガチのロッドより、しっかり喰い込ませることができるティップのあるロッドがフッキング率を高めます。
リール
リールは最後です。
バイトを確実に取るためにラインスラックを素早くとるとか言ってエクストラハイギアのリールの必要性を訴える話を聞きます。
(僕も書いてたら後で訂正しないと・・・)
でも、フッキングはバイトから一呼吸おいてするのでラインスラックを取るのでエクストラハイギアでなくても十分に対応できます。
スピニングリールでも十分にフロッグの釣りは可能です。
余談ですが、ティムコさんの「野良ネズミ」もスピニングタックル推奨です(ベイトフィネスもですが、まあ柔らかくてオッケーってことですよね)。
バイトからフッキングまでの流れは、ワームの釣りと感覚的には同じです。
喰ったバスをしっかり乗せることが重要です。
フロッグの使い分け
ルアーメーカー各社からいろいろ出ています。
似てるようでちょっと違う?
そんな感じですが、大まかに特徴を分けると・・・
頭の形状でノーマルタイプとポッパータイプに分かれます。
次にお腹下側の形状でフラットとキールに分かれます。
ポッパータイプは水しぶきと音でアピールします。
ノーマルタイプは首振りやそのあとのアクションでアピールです。
お腹がフラットなモデルはスキッピングがしやすく、キールタイプは首振りの安定感が高いです。
最後に
大雨で塵芥が出てゴミ溜を形成したり、水生植物の成長でカバーが形成されたり、フィールドの状況は春とは異なってきています。
そういう通常のルアーでは狙いにくい状況を引っかかりにくいフロッグで攻めるとご褒美なサイズのバスが出てくれたりするものです。
それほど専門タックルは必要ないのでラインだけはPEにしてチャレンジしてはいかがでしょうか?
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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