台風の後の釣行で気をつけたいこと

6.その他モロモロ

僕の住む高知県は9月17日に台風18号の来襲がありました。

ちょっとヤバいぐらいの水不足になっていた県下の水域は一定量の水を確保できたのではと推測しています。

 

高知県バス釣りの聖地「さめうら湖」にもたくさんの流入があっており、水位は回復したことが確認できています。

 

さあ、あとは増水で活性の上がりまくったバスを釣るだけだ!って釣り人はテンションが高まっているところですが・・・

釣果だけに心を奪われてしまうと大切なことを見落としてしまうのではないかと危惧しています。

 

そこで今回の記事は、台風後の釣行で気をつけたいことについてシェアします。

 

台風後の状況

台風後に釣行する前提の話しです。

 

安全の確保

何よりも優先します。

うっかり足を滑らせたなど、増水時にはシャレになりません。

ボート釣り、オカッパリに関わらず、ライフジャケットの着用は平常時にも増して重要になってきます。

 

また天気予報の確認も怠らないことです。

大雨の後の大雨はとても危険度が高いです。

 

ビジターとしての配慮

水位が回復するためには降雨が不可欠です。

ダム湖などが一気に水位が回復する規模の降雨は1時間の雨量も50ミリは超えています。

 

なお、災害復旧工事の対象となる気象条件としての時間当たりの雨量は30ミリになっているので災害が発生しても何ら不思議のない降雨があっていることは忘れてはいけません。

 

つまり、降雨で何らかの被害を受けた人がダム湖周辺にはいるかもしれないということです。

 

地元の人たちは大声を出して騒いだりする人を素直に見れない時期かもしれません。

不謹慎な人をあえて指摘する態度ではまったくありませんが、認識として周りへの思いやりを忘れてほしくはありませんのであえて書きました。

 

復旧状況の把握

湖面に流木が出たら管理者は撤去作業を実施します。

その作業にかかる期間は湖面利用が制限されることになります。

 

スロープが完全に閉鎖された状態になることろもあれば、ボートの上降はできる場合もあります。

それぞれのダム湖の管理者がウェブページで情報提供している場合もありますし、気になるのなら電話で問合せてもいいでしょう。

 

現場に到着して、釣りができないと怒ったり、がっかりするのは無駄なエネルギーの消費です。

事前確認はいつにもまして重要なものになりますのでお忘れのないようにしてください。

 

湖面の状況

スロープの利用ができて無事にボートを降ろすことができても、まだまだ注意しないといけないことがあります。

 

湖面には流木やゴミが多数浮いています。

ボートをぶつけてしまうと装備品にダメージがあるのは当然のことで、さらに携行品や身体にもダメージが及ぶかもしれません。

最新の注意を怠らないように気をつけたいものです。

 

なお、塵芥(ちり、あくた)が水面に多いときは、エンジンの冷却水の経路に塵芥が入る恐れがあるので、エンジンから冷却水が出ているかこまめにチェックする必要があります。

 

なにかと流動的

スロープ使用を許可されていても、何かの不測事態が発生すると湖面からの退去を指示されることがあるかもしれません。

湖面で釣りをすることは、限られた状況の中での権利行使であることに十分理解する必要があります。

 

感謝の気持ちをなくして権利だけを主張するのは、決していい結果を招くものではありません。

今までの失敗を繰り返すだけです。

 

まとめ

台風の降雨でダム湖の水位が急激に回復しています。

釣り人目線では本当に嬉しいことなんですが地元はどうなのか?

 

何度も言います。

 

不謹慎をやたら指摘しているわけではありません。

ただただ、他人への配慮は忘れないでほしいというのが僕の願いです。

 

フィールドに感謝

地域に感謝

家族に感謝でいつまでもバス釣りを楽しんでいきたいものです。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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