アルミボートのデッキカーペット貼り替え 準備編

パント、ジョン

春に向けてやらないといけないことが多すぎて釣りに行く時間の確保がむずかしくなっています。

 

今の時期の筆頭は、ボートの整備です。

 

その中でもデッキレイアウトの整理とカーペットの貼り替えが急務となっています。

 

シーズン中にやるのは時間がもったいなさすぎですからね!

 

ボートデッキのカーペット

バス釣り用のボートにはどれもカーペットを貼ってあります。

もちろん役割があってのことです。

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カーペットの役割

滑り止めとデッキ上の振動を水中に伝達させないことがおもな役目です。

 

これがないと足場が水に濡れてると簡単に滑ってしまって非常に危険です。

 

また、船の上の振動は意外と水中に伝わっていてバスにプレッシャーを与えます。

カーペットを一枚敷くだけでずいぶんと改善されるので侮れません。

 

デッキを貼っていないジョンボートに乗ってラトル入りのバイブレーションプラグを使うとバイブレーションプラグの振動とラトル音がボートの底の方から伝わってきます。

 

一度経験したらわかりますけど、ボートではうかつに物を落としたりしてはいけないなって気になるレベルですよ。

サウザー

 

 

ボートに用いるカーペットの種類

ボート用のデッキカーペットはマリンカーペットという専用のものがあります。

180センチ幅で1メートルあたり5,000円弱のお値段です。

 

12フィートのボートが全長3メートル60センチなので、少なく見積もっても3メートル分は必要となります。

 

カーペットだけで15,000円程度の出費ですね。

正直泣けます。

 

このカーペットをマリンカーペットを使わずにパンチカーペットで代用するとコストを抑えることができます。

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ざっくりですが同じ180センチ幅で3,000円弱ぐらいのお値段です。

 

パンチカーペットの意外な弱点

ただ、パンチカーペットで気をつけないといけないのは耐久度とルアーのフックの刺さり加減です。

 

デッキにロッドを置くときにどうしてもルアーがデッキに接触します。

ロッドを置かなくてもピックアップのときにカーペットにタッチすることもあるかもしれません。

 

通常の状態だとハードルアーはトレブルフックがむき出しになっていますよね。

 

このトレブルフックがカーペットの起毛が短いとデッキに刺さるんですよ。

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はい。

軽い力でもざっくり刺さって、なかなか外れないんです。

 

手で取ろうとしても外れないことが多く、フィッシングプライヤーで引っぱらないとダメです。

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はっきり言って釣りのリズムが狂うのでストレスの原因にもなりますし、下手をしたらフックが伸びてしまいます。

 

一回の釣行でこんなことを繰り返していたら結果的に釣果を落とすことになるでしょう。

 

迂闊にコストカットすると後で泣きを見ることになること間違いなし!

 

もうね、何度失敗したことやら。

でも、繰り返してしまう罠・・・

 

という訳でボートデッキのカーペットは最重要項目です。

 

どんなボートでも水に浮かべたら言い訳はしたくないですからね。

 

FRPのバスボートであろうがフロートボートであろうが、自分の体の一部みたいなものですからベストを尽くしたいわけですよ。

 

なお、パンチカーペットもこの部分以外の弱点は見当たらないので、我慢できる人には有効な選択支だと思いますとフォローしておきます。

 

ただ、あまりにもの安物だと耐久度が落ちるので気をつけた方がいいですよ。

 

快適性は小さなボートほど重要

小さなボートは大きなボートと比較して安定感が相対的に低い傾向があります。

 

はっきり言うとバランスが悪かったり、ボートが揺れやすかったりします。

 

デッキ上で立てる場所がとても限られており、デッキの端に立つのはかなり危険な行為となります。

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そういう最初からハンデのあるボートでは少しでも快適性を上げておくことが釣りをするうえでとても重要になってきます。

 

うつむいてデッキに刺さったトレブルフックを外す姿を想像してみてください。

その間にボートは不安定な状態で流されて狙っているスポットから遠ざかります。

 

もうね絶対に「なんでこんなことに!」って思うことは避けられないと思います。

 

マリンカーペットのご利用は計画的に

マリンカーペット自体は、やはりちょっと高価な買い物なので・・・

時間をとって設計図から作らないといけないなって背筋がのびています。

 

DIYは田舎ほど不利

カーペットを貼るベニヤは15mmで決めているので、その買出しもしないといけないし。

 

ホームセンターで買うんだけど、田舎には置いてないものが多くて・・・

地域間格差がひどいなって思います。

 

WEBでステキなDIYを見ても僕らは同じ材料をホームセンターで入手できないことがざらにあります。

 

トレーラーのバンク用にウエスタンレッドシダーを使ったときも送料払って通販で入手したぐらいです。

これだけで大幅な予算オーバーですよ。

バンクウッド作業

 

まあハンデばかりですけど、ショップに持ち込むにしても遠いし(笑)

故障したときに自分で修理できるスキルは必須なわけです。

なんか、この部分だけはアメリカンな感じです(笑)

 

デッキのレイアウトを決めよう

デッキのカーペットは妥協してはいけないと先に書きましたが、レイアウトも妥協してはいけません。

 

利便性をよく考えた配置にしないと必ず後悔します。

 

特に近年はエレキのペダルを一段さげて足腰への負担を軽くするリセストレイの装着が目立ちます。

あるとないとじゃ疲労感は全然違うから外せない加工です。

 

その他、基本的な部分ではデッキ下の収納です。

 

デッキが広いからと安心しているとすぐに荷物でいっぱいになるので、デッキ下への収納も必須事項です。

さめうら湖二日目 (14)

(すぐこんなになっちゃいます笑)

 

出し入れ口の構造も悩ましいですし・・・

 

そういった諸々を整理して、必要な部材を算出してはじめて材料調達ができるのです。

行き当たりばったりも楽しいんでしょうけど、買出しが不便な田舎住まいにとってはそんな余裕がありません。

 

ウィザードパントのカートップは重すぎて現実的じゃないのでデッキの分割はそれほど考えなくてもいい感じです。

 

デッキの分割

デッキの分割はカートップでは重要事項です。

車での移動時にデッキを車内に収納するので、その時にどれだけ積み込みやすいかに影響してくるんです。

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トレーラーで牽引する場合にも、収納することはありますから条件はほぼ同じですね。

 

大きいと着脱作業の回数は少なくてすみますが、車内への積載方法の面で柔軟性が失われます。

デッキを小さくすると着脱作業の回数が若干増えますが、車内への積み込みにはそれほど気をつかわなくても大丈夫でしょう。

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ベニヤの板厚による違い

デッキの板厚は12ミリと15ミリが一般的です。

 

今回は15ミリを選択しました。

15ミリはたわみにくいので骨組みとなるアングルを減らせます。

 

マリンカーペットを貼ってデッキを組んだときに深さとカーペットに厚みがある分、デッキがしっかり固定されます。

 

これが12ミリにパンチカーペットだと何かの拍子で衝撃が加わったらデッキが飛んでしまうことがあります。

 

デメリットはトータルでは重量が増えるので船のスピードは落ちます。

これは避けられないことです。

 

ただ、もともとのスピードが速くないのでそれほど気にする必要はなんじゃないかな~って考えています。

 

あとは準備や片付けのときのデッキ運搬が重いってことですね。

 

バッテリーに比べたら楽勝ですけど・・・

それでも軽い方がいいに決まってますよ。

 

まとめ

デッキ作りのノウハウはたくさんのWEBページに出ているのでそれらを参考にすればそれなりの形にはなるんじゃないかなって思います。

 

カーペットの毛並みの向きとか面倒なのがありますけど。

 

その辺をきっちり揃えるのはプロの仕事ってことで逃げ道を作っておきます。

 

シンプルかつ収納にすぐれた船を目指して・・・

もちろん、あんまり時間をかけずにね!

 

釣りをする時間を必要以上に減らしたくはないですから。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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