「ストラクチャー」と「カバー」の違いを意識していますか? 

7.知識と技術

バス釣り用語って英語が多いですよね。

その英語が紹介者の用法によって、外来語みたいになって言葉通りのものを表していないケースがあります。

今回のテーマに取り上げた「ストラクチャー」と「カバー」はアメリカのプロでさえ混同して使用する時があってとても厄介です。

今回は、言葉を正確に理解して自分の中で整理しておくと釣りの判断が良くなって結果的に釣果が上がりますよって話です。

 

ストラクチャーとは

バス釣りで言うところの「ストラクチャー」は「構造物」ではなく「地形」のことです。

水域を構成する水中の地形を「ストラクチャー」と位置づけています。

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じゃあ、「マンメインドストラクチャー」はどうよ?ってなりますが・・・

それは「人工構造物」です。ストラクチャーの表現するものが違っているので同列に扱ってはいけません。

 

地形を構成する人工構造物はストラクチャーと位置づけますので、この辺りが一番整理が難しいです。

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「ストラクチャー」に二つの意味がある状態にしておくことは、頭の中をキレイに整理するのに余分な思考力を必要とするのでオススメしません。

 

おまけですが、「ストラクチャー」すなわち地形が変化するところが「ブレイク」になります。

 

カバーとは

障害物と位置づけて間違いありません。

立木、流木、大石、冠水植物、などなど釣りをしててオイシイって思うもののほとんどが「カバー」です。

さめうら湖二日目 (4)

 

さめうら湖二日目 (12)

水中にあって目視できないものも「カバー」です。

 

「インビジブルストラクチャー」と紹介されてきたものの大半が「カバー」ですよ。

「インビジブルカバー」が正解です。

この語句を使って状況の説明をしているバスプロは魚を探し出す能力が高い、もしくは探そうとする意思を明確に持っていると思って間違いないです。

長いこと何の疑いもなく言葉を使っていて自分の中だけで区別できているプロもたくさんいるんでしょうけどね。

情報発信をするなら使い分けた方が自信の能力の証明になります。

 

言葉は釣果に影響する

少し離れて2本の立木(A,B)があったとします。

どちらから釣りますか?

立木を「ストラクチャー」と考えていると両方が同条件ですよね。

立木を「カバー」と捉えていると次に「ストラクチャー」(水中の地形)はどうなっているかを考えます。

ここに来て水中の地形変化から立木(A,B)に優劣の判断を下すことができるのです。

これが、「ストラクチャーに絡んだカバーを釣っていく」です。

自分の行動に明確な基準があれば、正解か不正解かの判断がつきます。

そうすることで、釣りを進めながら正解に早く近づいていくことができるんです。

言葉がまとまりませんが、今回はここまでです。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

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