今年の雨の釣行は例年と違って、時間雨量が10ミリを超えるかなり強い雨に遭遇しています。
防水スプレーでなんとか維持しているゴアテックスのレインウェアの防水を完全に突き破る激しさです。
そんな時は(雨の日全般ですが)まず間違いなくボートの中に大量の雨水が溜まります。
この溜まった水は排出しないとやがてボートの航行や安全に支障をきたすので「ビルジポンプ」という排水ポンプで船外に放出することで安全を確保しています。
ちょっと今年はビルジポンプの出番が多すぎな状態が続いています。
ということでビルジポンプを紹介します。
ビルジポンプ
今回のネタとして取り上げるビルジポンプは電動式です。
手動式もあるにはあるんですが、実際の雨中での釣りのシーンにおいて手動式を使うことは考えにくいです。
釣りの動作が止まってしまいますから・・・有りえないですよね?
僕が愛用しているメーカーは「ルール社」。
実際に使用しているのは、ウィザード365では自動水圧感知式の1100GPH、クイントJ14では、500GPHとフロートセンサーです。
他には「ジョンソン社」が有名どころです。
近年は何かとアジア製でしょうか?安価な商品が出回っていて驚くことが多いけど、ビルジポンプもその大きな流れの中にあるようです。
手動式も紹介しておきます。
あとは電池式のポータブルビルジがあります。
ビルジポンプを設置できないフロートボートのような小型のボートには便利かもしれません。
最後に
紹介したビルジポンプも含めて僕が最も信頼してるのが水圧感知式のオートマチックビルジポンプです。
2分ごとにモーターが回転して、その時に水圧を感知すればモーターが回り続けるという機構を備えています。
モーターが空転するのは少し耳障りかもしれませんが、ビルジポンプが作動するという担保がとれます。
この安心感はとても大きいです。
フロートセンサー方式のスイッチになると、フロート部分に物やコードが挟まって持ち上がらないケースもあります・・・
定期的にフロート部分をチェックすればいいのですが、設置場所が船底すなわちデッキの下ですから正直言って面倒です。
好みもあるでしょうけど、大雨の中で釣りをする時には水圧感知式オートマチックビルジポンプの安心感がとても心強いです。
アメリカのラフウォーターな状況は日本ではまず無いと思ってますけど・・・
風で波が打ち込んでくることもあります。
ビルジポンプはボートの中でもかなり重要な装備です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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