今回は偏光グラスのカラーについてです。
偏光グラスと言えば、もともと水中を見やすくするための道具でサイトフィッシングのための物であると言っても過言ではありません。
でも、バス釣りにおいては(その他のゲームフィッシングでも)魚の他にも水中の状態を観察したり目の保護に役立つなど必ずしもサイトフィッシングだけの物ではありません。
本来の目的以外にも役に立つので餌釣りよりも重要度が高いと言えるでしょう。
今回はレンズカラーについて話を進めますが、その前提としてバス釣りでは偏光グラスが釣果のみならず安全面においても大事だということを先に書きました。
イーズグリーン(レンズカラー)
レンズの説明文の紹介です。
こちらはティムコ社さんのホームページからです。
「イブニングで使用できる偏光サングラスはありませんか」という要望に答えて開発したレンズです。 一般にイブニングにはイエロー系のレンズが明るく感じるので良いとされてきました。しかし、これは人間の目が明るく感じているだけで、見えているという錯覚に陥っているのです。 まして、目にきついイエローを掛け続けることは、大変目が疲れてしまいます。サイトマスターは、人間が最も明るく感じる波長にピークを設定。 自然な色合いを残しながら、光量の少ないときに視界を確保することができる黄緑色を採用しました。
イブニング用
イエロー系では目が疲れる
人間が最も明るく感じる波長にピークを設定
この3点に特にこだわりを感じます。
最適な用途
くもり・雨
渓流・湖・海
ローライト時
くもりや雨などの太陽光がほとんどない状況を想定されています。
イーズグリーンはローライト専用?
サイトフィッシングを前提に考えるとローライト時にしか最大の効果を発揮することができないでしょう。
通常の晴れなど太陽光がある中でのサイトフィッシングでは「スーパーライトブラウン」や「スーパーセレン」のレンズカラーには敵わない。
でも、それは水面を凝視している時に限ります。
釣り場の情報は直接水面から覗き込むこと以外にもたくさんありますし、太陽光の量は一定ではありません。
暗いなって感じて人間の方でその状況に適応しようとすると、とても眼に負担がかかり疲労を感じます。
実際に2018年は湖面に出る時間がとても多く、さまざまな天候の中で釣りをすることになりました。
その中で眼球の疲労による自分の出力低下をとても感じたのです。
使用したレンズカラーは「スーパーライトブラウン」「トゥルービューグレー」「イーズグリーン」の三つ。
春はシャローのバスを探すので「スーパーライトブラウン」
それ以降は「イーズグリーン」の出番が多くなりました。
僕の場合はボートからの釣りがメインなので魚探も見たいんですよね。
それで魚探に映った情報を読み取るのには「イーズグリーン」がとても快適。
水中もそこそこ見れます。
本当にギラついて見えにくいときだけ濃いレンズカラーのモデルに変えれば良かった。
というわけです。
それで僕の中の偏光グラスの選び方が変わったというか偏光グラスへの認識が改まりました。
やっぱり裸眼はルアーが当たると危ないですし有り得ないことです。
ギリギリのところでルアーが外れて飛んできて・・・
本人は外れた瞬間にとっさに腕でガード
動画で計測すると外れたルアーが体に到達するまで0.18秒ぐらい
本当に一瞬でした
無事だから悔しがってますけどね pic.twitter.com/GtLNQCJQW8— シークレット・ボート・サービスの中の人 (@angler48) 2018年10月28日
偏光グラスは必ず着用する前提で一番ストレスがないカラーはどれか?
そういう発想に立ったときに、「イーズグリーン」の圧倒的万能感ですよ。
もう、「これしかないじゃないか?」そんな気持ちに支配されました。
最後に
限られた予算の中で、釣り道具をどうやって充実させていくかは皆さまそれぞれのテーマだと思います。
その中でも偏光グラスは安全と釣果の面において絶大な費用対効果を生み出すアイテムです。
レンズカラーが一種類だけでは刻々と変化するフィールドに適応することは極めて困難です。
一つと言わず二つレンズカラーを用意するとかなりの状況に合わせていくことができると思います。
もう一度、レンズカラーからチェックをしてみてはいかがでしょうか?
イーズグリーンはとてもバーサタイルなレンズカラーです。
視界が自然な感じで疲労感も少なく超オススメですよ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。