ロッドビルド:パワーフィネスロッドを自作します

ロッドビルド

楽しいですね

パワーフィネスの釣り

僕の原点回帰のような釣りです。

当時はコンバットスティックインスパイア スーパースピットファイアにPE20ポンドでキャリラバ3/16オンスを直結で使っていました。

落とすだけで釣れていたんですけど~

さすがにバスも賢くなって今だと「吊るし」と言われる木の枝や丈夫な草にラインを掛けてバスにラインを見せない工夫が必要になっています。

 

ということで専用ロッドが欲しいなと思い立ってロッドビルドです。

 

なぜロッドビルドをするのか?

市販のロッドは入手困難だから

ちょっと出遅れ感がありまして、それほど数が出るジャンルじゃないのか気になるモデルは売り切れのまま。

ベイトの強さでスピニングタックルという発想ならベイト用のブランクを買ってスピニングタックルのコンポーネンツを取り付ければ簡単にできますからね。

ロッドを自作できるならそれほどハードルの高さを感じることはありません。

 

パワーフィネススピニングで重視するポイント

パワーフィネスの釣りで大事なのは何だと思いますか?

僕が実際にやってみて感じたのは「プレゼンテーションの大切さ」です。

狙ったスポットに入れられるかどうか?

これが本当に重要です。

なぜ重要かと言いますと、パワーフィネスの難しさに直結するのですが・・・

「狙ったスポット」にルアーを入れるための前提として、「吊るす」ためにラインを枝など空中の障害物に引っかける必要があります。

 

これは、ルアーを水面に落とすまでのコースが非常に限られていることを意味しています。

プレゼンテーションなくしてパワーフィネスの釣りは成立しないということです。

ルアーの操作性をはじめとして魚を掛けた後のパワーやバイトを感じるロッドの感度など「バスが釣れるスポット」にルアーが入らないと全く必要のない要素となってしまいますよね?

 

ということで僕はキャスティング性能を重視していきます。

 

キャスティング性能に直結する要素

ロッドでキャスティング性能に直結する要素は複合的で「特にこの部分が!」ってのは言い切れません。

ただ、用途を絞り込んでいけば手を加えられる箇所は限られてきます。

 

パワーフィネススピンなので「ロッドブランクを柔らかくすること」はできません。

「ラインを細くすること」もできません。

となると残されるのは「ガイドセッティング」になります。

 

この「ガイドセッティング」でキャスティング性能に直結する部分は「個数」と「ガイドリングの直径(サイズ)」になります。

 

トップガイドからティップガイドではPEのライン絡みを回避しつつ、ストレスのないキャスティングができるようにライン放出性を確保していきます。

 

ガイドのリングサイズは?

実際に組むブランクでトライ&エラーで実践できればベストですが、手持ちのロッドでテストをしました。

最優先事項は「キャスティング性能」ですから感度には少し目をつぶります。

 

ダウンショット用のガイドセッティングよりミドスト用のガイドセッティングの方がラインの放出性が圧倒的に良かったのでティップ側のサイズはSICサイズで「5」(トルザイトだと4.5)にします。

「5」だとリーダーを接続しての使用にもストレスを感じませんでした。

「4.5」はリーダーを巻き込むと少し気になる感触があったので不採用。

魚からの入力にだけ全集中したいと思います。

 

バットは「25」です。

少しでもガイドを小さくしてロッド全体を軽くしたいところですが、「キャスティング性能」最重視なので今回はあきらめます。

セットガイドが使えないのでガイド代だけで1万円オーバー(涙)

拘りの代償は小さくありません・・・

 

最後に

備忘録的な記事にしようかと思ったけど今回はコンセプト的なものになりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。